オペレーティング・システムのセキュリティに関する考慮事項
TimesTenに対する操作には、OSのセキュリティに関係する互いに排他的なモードが2つあります。
- root以外でのインストール(Windows以外のすべてのプラットフォームで使用可能)。一般的に、必要がなければ、rootなどの権限のあるユーザーで処理を行わない方が安全です。root以外でインストールを実行する場合でも、一部の手順は、
root
ユーザーとして実行する必要があります。詳細は、「UNIX Systemsでのroot以外でのインストールの前提条件」を参照してください。 - GroupRestrictモード。データ・ストアを初めて作成する場合は、GroupRestrictモードで作成できます。これによって、データ・ストアのファイルおよび共有メモリー・セグメントのすべてが、オペレーティング・システムの特定のグループの所有権および権限に制限されます。このモードが動作するのは、TimesTenが
root
としてインストールおよび実行されている場合のみです。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』を参照してください。